佐賀県神社巡り⑥『須賀神社・千栗八幡宮』
・・・⑤より続く
天山神社(岩蔵)より3分ほどで次の目的地『須賀神社』到着。
秀吉公がお茶を片手に休まれたという太閤腰掛石がありました。
キレイな水が流れる祇園川。
神門の右手に社務所があり御朱印があります。
ここにお賽銭箱があるので、
長い急階段で本殿まで行かなくても良いようにだと思われます。
予想以上の急階段です!
ようやく階段を上りきり御社殿到着。
境内からの眺めはよく、遠く雲仙も見えます。
天山神社もそうでしたが、岩に前足を掛けた姿勢で、
岩狛とも呼ぶそうです。
階段はかなりの急勾配で万一落ちたら洒落になりません(苦笑)
上り下りは必ず手摺を握りましょう!
書置きの御朱印を頂きました。
ところで小城といえば羊羹、
鳥居の向こうに1899年創業の村岡総本舗さんがありましたので、
お土産用に羊羹とどらやきを買いました。
『バナナ羊羹』が目を引いたので買ってみました。
思ったよりバナナ感はなくほんのり後味がバナナかな~
この時の神社巡りでは時間が足りず行けなかったのですが、
肥前国は一之宮ふたつあります。
ひとつは最初に訪れた『 與止日女神社』
もうひとつが『千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)』
翌年に行く機会があったので参拝しました。
ちなみに ”ちくり” ではなく ”ちりく” かというと、
壬生春成公が千栗山に猟をしに行くと、八幡大菩薩の使いである
一羽の白い鳩が飛んできて弓の先に止まりました。
その晩、白髪の翁が丸い盆に千個の栗を盛って枕元に授け、
「この地に八幡神を祀れ」という夢を見ました。
翌日、再び千栗山に猟に行くと、何と逆さに植わった千個の栗から栗の木が
一夜のうちに生い茂っていたことから「くり」を逆さにして、
「ちりく」というようになったそうです。
階段が長い・・・
階段を上らず車で上まで行くことも可能です。
こちらの階段は146段あるそうですが、
自分が訪れる2週間ほど前に亡くなられた
オリンピック金メダリストである柔道の古賀稔彦選手は
この階段で足腰強化のトレーニングをされていたそうです。
肥前國一之宮
旧社格:國幣小社
御祭神:應神天皇、仲哀天皇、神功皇后、
難波皇子、宇治皇子、住吉明神、武内宿禰
御神木の楠(樹齢400年)
境内からは筑後平野を見渡すいい景色が広がります。
手書きの御朱印を頂きました。
・・・⑦へ続く