いざ出陣! 日本最北西端を目指して・・・④
・・・③より続く。
太祝詞神社を出発し、県道24号を走り国道382号を目指します。
国道382号に合流し、向かったのは対馬やまねこ空港近くの
美津島町鷄知(けち)にある『太田浜』
とてもキレイなビーチが広がっています。
水もメチャクチャきれいでした。
対馬に限らず離島の海はどこにいっても抜群にキレイです!
本土の海とはやはり違いますねぇ・・・
さらに国道382号を北上し『万関(まんぜき)橋』へ到着。
浅茅湾と三浦湾の間に開削された万関瀬戸と呼ばれる運河。
明治時代、ロシアとの戦争に備えて
日本海軍は水雷艇を対馬海峡東水道に出撃させるため、
明治34年(1901年)に久須保水道(万関瀬戸)を開削したそうです。
この万関橋は、その開削された瀬戸に架かり、対馬の上下島を結んでいます。
橋の高さは約25mだそうです。
万関橋を渡り、すぐ左手に展望台があるということで立ち寄りました。
残念ながら立入禁止のようでロープがかけられていました(泣)
下から見る限り、どうも階段の手すりが一部壊れていたので
立入禁止ではないかと思うのですが・・・
展望台そのものは大丈夫そうなので、
自己責任で上ろうかと思いましたが断念しました。
出来れば国道の入口に『現在立入禁止』と表示して欲しい・・・(苦笑)
万関橋を出発し、国道382号を45分ほど走り峰町木坂地区に到着。
木坂地区の住民が、かつて畑の肥料にする藻を貯蔵した納屋。
浜石を積み上げて屋根を葺いたもので、
船の格納にも利用されていたことから「船屋」ともいうそうです。
現在屋根部分は復元されていますが、側面の石積みは当時のままだそうです。
以前は、対馬西海岸に多く存在したそうですが、
今は木坂地区に復元したこの8棟のみだそうです。
ここには石を円錐状に積み上げた『ヤクマの塔』があるということで
それも見たかったのですがわかりませんでした。
後で調べたところ海岸にあったみたいで下調べが足りませんでした(苦笑)
『ヤクマ』とは対馬固有の天道信仰のお祭りだそうで、
現在では木坂地区と青海地区のみにしか残っていないそうです。
続いて藻小屋のすぐ近くにある対馬国一之宮『海神神社』へ。
数年前から訪れたかったのですが、
コロナでなかなか行けず、ようやく叶いました。
鳥居を抜け左へ進むと社務所(無人)があり、
そちらで書置きの御朱印(裏面はシールになってます)が頂けます。
境内を奥へ進むと階段が見えてきました。
どうやらこの奥にあるみたいです。
参道の階段を上ると左にまた階段。
その階段を上るとまた右に階段・・・
上に鳥居がみえるのであそこがゴールかと思ったのですが・・・
鳥居をくぐり最後の階段(汗)・・・
ようやく御社殿に辿り着きました。
正確ではないですが、276段の長い道のりでした(苦笑)
海神神社(わたつみじんじゃ かいじんじんじゃ)
旧社格:国幣中社
御祭神:豊玉姫命
なんとも居心地のいい空間でした。
御朱印。
海神神社参拝後は天気も良くなってきたので、
県道48号経由で上対馬の東海岸へ向かい、県道39号を北上していきます。
・・・⑤へ続く。