宮崎県高千穂町③『神話の里』
高千穂町は多くの神話が残る場所でもあります。
そのため神社も多くありますが、
今回は主に御朱印が頂ける神社をご紹介します。
まずは多くの観光客が訪れる『天岩戸神社』
朝早い時間に参拝したのでまだ誰もいません。
拝殿に対して参道は横向きになります。
鳥居右手にある岩戸川をはさんでこちらは『西本宮』
川の向こうは『東本宮』になります。
『拝殿』
拝殿の裏手に『天岩戸遥拝所』があります。
西本宮は神話で有名な天照皇大神がお隠れになった
『天岩戸』を御神体としているので本殿はありません。
御神体「天岩戸」は拝殿裏の遥拝所から見ることができ、撮影は禁止です。
午前9時から約30分おきに社務所前にいれば神職さんが案内してくれます。
神職さんなしでは遥拝所に立ち入ることは出来ません。
こちらは『東本宮』
西本宮と比べるとひっそりしています。
西本宮を通り抜けて一旦県道を少し歩くと『天安河原』へと下る道があります。
『天安河原』
天照大御神が岩戸屋に篭られたときに八百萬神がご相談された場所です。
思兼神(おもいかねのかみ)と八百萬神が祀られています。
戦後ぐらいから願いをこめて石を積むと願いが叶うという風習が広まったそうです。
天岩戸神社で頂ける御朱印。
その他に『天岩戸五社』の残り四社の御朱印も
天岩戸神社で頂けます。
『石神神社(いしがみじんじゃ)』 天岩戸五社のひとつ
写真を撮ろうと近づくと急に夜神楽の音楽が流れます。
一瞬『何事か?』と思いましたが
何処かにセンサーがあり、人が近づくと感知して流れるようです。
旧社格:村社
御祭神:国常立命
『二嶽神社(ふたつだけじんじゃ)』 天岩戸五社のひとつ
ここでも急に夜神楽の音楽が流れたのでちょっとビビりました(苦笑)
旧社格:村社
御祭神:八幡大神、若宮大神、菅原道真公
『鉾神社(ほこじんじゃ)』 天岩戸五社のひとつ
さすがに3回目は音楽が流れてもビビりません!
旧社格:村社
御祭神:日子穂穂出見命、豊玉毘売命、菅原道真公
『落立神社(おちだち・おったちじんじゃ)』 天岩戸五社のひとつ
初めての経験で自分でもよくわかりませんが、
参道に足を踏み入れた途端に凄い力強いパワー?を感じました。
決して嫌な力とかではなく、自分に力が湧いてくるという感覚です。
あちこちのパワースポットと呼ばれる場所等へ行ったことがありますが、
悲しいかな自分は何も感じることはなく、
てっきり自分は不感症?だと思っていたのですが・・・
今まで参拝した神社はまだ350社ほどですが、
何かを感じたのはココだけです。
旧社格:郷社
御祭神:伊邪那美命
以上が残り四社ですが、道が狭小路なので
バイクでも90分かかりましたので車だと2時間はかかるのでは・・・
この時はコロナが落ち着いたものの
まだ移動自粛が解除されていなかったので御朱印は貰いませんでした。
『槵触(くしふる)神社』
直接神社へ向かわず、鳥居右から周りました。
四皇子峰(しおうじがみね)
天孫降臨後、八百万の神々が集まり高天原を
遥拝した場所と伝えられる高天原遥拝所。
御社殿
社格:国史見在社(六国史)
槵触峯に鎮座する由緒ある神社で高千穂宮縁由の聖地。
御朱印は書置きが用意されていますが、
近くの『高千穂神社』でも頂けます。
『高千穂神社』
御社殿
社格:国史見在社(六国史)
高千穂八十八社の総社。
御朱印
『荒立神社』
旧社格:村社
主祭神:猿田彦命、天鈿女命
瓊々杵尊が降臨される途中で天孫一行を道案内をされた猿田彦命と、
天照皇大神が天岩戸に篭られた時に舞を舞われた天鈿女命が
結婚されて住まわれた地と伝えられる。
御朱印は書置きが用意されています。
御朱印はありませんが、こちらは『八大之宮』(龍神様)の鳥居です。
わかりやすい写真だったので載せたのですが、
注連縄に付けられた紙垂が緑(青)と赤が付けられています。
通常は白色がほとんどだと思いますが、高千穂は大体このようになっています。
神様から見て左側が上座なので緑(青)で天(空)を、赤は大地を表すそうです。
また藁の束が左から7・5・3になっていますが、
これは日本神話の神様で、神世7代、地祇五代、日向三代を表しているそうです。