長崎県五島列島・宇久島(2018.4月)

今回は長崎県五島列島の宇久島と小値賀島です


天気さえよければ全島周りたかったのですが、
GW前半だけ晴れ予報だったので3日間しかなく、
やむなく2島だけとなりました



五島列島の中でも以前からなぜかやたらと
小値賀島に行きたかったので、宇久島と
2島だけ周りました


AM4:00に自宅を出発し、AM8:40に長崎県佐世保に到着


フェリーの乗船手続きを済ませ、近くをブラブラ・・・


佐世保は海上自衛隊やアメリカ海軍の基地があるので眺めながら時間つぶし・・・


フェリー『なるしお』が到着


運賃(当時)は¥5,600(車両・旅客込み)


GW初日でしたがバイクは自分1台だけで
後は釣り客がちらほら・・・


佐世保湾?を出てしばらくは波も穏やかでしたが
平戸の沖合いにでるとうねり出し、それなりに揺れ出しました


出港から約2時間半で宇久島上陸


あまり時間がないので、早速時計回りに島を探索


最初に訪れたのは『汐出海浜地』



なんとも澄み切ったキレイな海です


少し高いところから・・・
ちょうど親戚からLINEで『今ドコ?』と聞いてきたので、
ここの写真を送ったら『沖縄?』って返事が・・・


次の目的地が見えてきました


島の西にある『火焚崎』



平家盛公の上陸地で、その時火を焚いて暖をとったことから
岬を「火焚崎」と呼ぶそうです


ココが上陸したときに船を隠したという小さな入り江『船隠し』




ここから北東方向は海岸線沿いに放牧地が続いてます



今回宇久島を訪れた理由のひとつは
日本最大級の超巨大メガソーラー建設計画があるからです


場所はわかりますせんが、
おそらくこのような放牧地がなくなるのではと・・・


なので今のうちに景色を見ておかなくては・・・と訪問しました


続いてやってきたのは『乙女ノ鼻園地』


西側は結構な断崖


ここで一旦海岸線から離れ、『城ヶ岳展望所』へ


ネットで見た写真ではきれいな景色でしたが、
実際は草木が生い茂って展望は半減



また、東屋にはたくさんのカラスがいて行けませんでした
宇久島ってなんかカラスがたくさんいるんですけど・・・


城ヶ岳から海岸線にもどります


『対馬瀬灯台』へ



しばらくボーっと海を眺めた後、次の目的地へ
ここは後で夕日を撮りに戻ります


続いてやってきたのは『大浜海水浴場』


海水浴場の奥まで行ってみました



そして最後にやってきたのが『スゲ浜海水浴場』


ここ宇久島には3つの海水浴場がありますが、
どこも海がキレイで、沖縄にも負けない美しさです

ここで、一旦宿に向かいチェックイン。


日没時間になり再び『対馬瀬灯台』へ




今回はデジイチを持ってきたので
WBを変えてパチリ!


この後は雲に隠れ、残念ながら水平線に沈む夕日は見られず、
その後もしばらく粘りましたが夕焼けもイマイチでした



普段なら素泊まりなのでそのまま暗くなるまで待つのですが、
今回のホテルは食事付きしかないので食事の為に一度戻ります


食事後、またまたまた対馬瀬灯台へ


満月に近いので星はあまり期待しませんが、
月夜ならまた違う楽しみも・・・


灯台の明かりが思ったより明るく色々設定を変えてみましたが
なかなか思うように漁火とか撮れませんでした


まだまだ修行が足りませんねぇ・・・





こうして宇久島の夜は更けていくのでした・・・

下甑島(2015.8月)

2日目は宿がある下甑島の最南端『手打地区』から北上していきます



ところでこの手打地区の由来ですが、平家の落人がこの地に流れ着いた際に
「ここは 良い所だ」と手を打ったという伝説に由来しているそうです


九州各地に伝わる多くの平家の落人伝説
ある友人が言ってましたが九州の人間は皆平家の子孫なのでは???


宿のすぐそばにある『手打海岸』
釣り馬鹿日誌のロケ地にもなったそうです。


また、『Dr.コトー診療所』のモデルは手打診療所で30年間離島医療に携わった
瀬戸上健二郎医師だそうですが、ドラマではなぜか与那国島に・・・


少し高くなったところから見た手打海岸


手打漁港


手打漁港で見かけたカラーマンホール


手打地区からK350経由で島の西にある片の浦地区へ


ここは夕日も眺められそうだし日没の頃に再訪する事に・・・


港の奥の方へ行くと、見事な地層が広がってました


ホルンフェルス???


片の浦地区を出て狭小路を北上すると途中に『しんきろうの丘』があります


昔、青瀬地区の医師・故平田 清氏が歩いて往診に出かけた際に
ここで蜃気楼を見たことから名づけられたそうです


なんでも水平線の彼方にビル街が見えたそうで
遠く中国大陸の街だったのではないかということです


しばらく走ると地元の子供たちが書いた壁画があり、
ココを左折して瀬々野浦地区へ下っていきます




瀬々野浦地区にある『前の平展望所』



『ナポレオン岩(高さ127m)』


そういえば今年のGWに緊急事態宣言が出ている東京から来て
ナポレオン岩でロッククライミングしていて身動きできなくなり
救助を要請した大馬鹿ヤローがいましたね・・・


しかも海上強風警報が出されているのに・・・


なおかつ、甑島一帯は、国定公園で保護対象地域なので
ナポレオン岩に登るには事前に国や県の許可を得る必要があるのに
許可申請もしていなかったそうで・・・



この後海岸まで下りてみました


『ローソク岩』


『鷹の巣』(右側)


平家の落人三家が瀬々野浦集落に落ち延び生きた証として、
頂上の岩を三つに割ったと伝えられる奇岩



瀬々野浦地区から島の東側の長浜地区に出てK349を北上していきます


途中にあった『八尻展望所』からの眺め


この区間は島が狭くなっていてなかなかの景観です


右側も海が見えます
バイクで走ってて一番気持ちがいい区間でした



下甑島の北、突端を目指します

狭小路をしばらく走ると分岐があり、右折すると『鳥ノ巣山展望台』へ到着


「カノコユリ」と「ニシノハマカンゾウ」の
ビュースポットが広がりますが、時期が遅くほとんど咲いていませんでした


『カノコユリ』



『ニシノハマカンゾウ』


鳥ノ巣山展望台を出て分岐まで戻り、右折して更に奥へと走ると
『夜萩円山公園』に到着します


駐車場から少し長い階段を上ると360°見渡せる展望所に。


海抜160メートル程の展望台からは、8000万年前の地層が重なる
断崖絶壁や奇岩が続く西海岸を一望出来ます



前日に引き続き快晴で海もベタ凪、最高の天気なのですが風が全く吹きません。


まだお昼でしたが持ってきた飲料水1Lもすでに空っぽ・・・
飲んでも飲んでも喉の渇きが止まらずもう限界でした


限界に近づくとなぜかカルピスが飲みたくなるakipy・・・
しかし、通りがかった島の自販機にはありませんでした


たまらず一旦宿へ戻り、着替えて海へ


さすが離島の海の透明度・・・


海からあがったらエアコンの効いた宿に戻り、
シャワーを浴びてしばし読書本タイム


PM5:00過ぎからまた探索開始


こちらは手打地区の『武家屋敷通り』
玉石垣にカノコユリが咲いてなんともいい感じ


奥に見える信号のすぐ近くには『おふくろさん』の歌碑があります
歌手の森進一さんのお母さんの故郷なんだそうですが特に興味なし・・・


なんか派手なのが大量いるなと思って調べたら
『キオビエダシャク』という蛾でした


イヌマキやナギの葉を食べる害虫だそうです


こちらはモンキアゲハの固有種か?と思いましたが
単にカノコユリの花粉がついてただけでした


青瀬海岸


日没まで少し時間があるのでブラブラ・・・



そして日没の時間が近づいたので片野浦地区へ



呼んだらそばに来てくれました


水平線にはうっすらと雲がかかり、夕日もキレイなオレンジ色でした


今日こそ間違いなく水平線に沈む夕日が見られると思ったのですが、
今回もまた見られませんでした


ここでご近所のおばさまがバイクを見て話しかけてきました
このおばさまも宮崎出身で旦那さんの実家に30年程前来られたそう


上のニャンコの飼い主さんでした
しばらくの間、このおばさまが甑島のことを話してくれたのですが、
宿から『晩御飯の時間だからさっさと帰って来い!?』と連絡があったので、
お礼を言って宿に戻りました


翌日は長浜港をAM7:45発のフェリーに乗り、
~鹿島港~里港~経由でAM10:45に串木野港へ到着


そのまま帰路に着きました



今回、暑さでバテ気味だったので一部周れなかったところもありましたが、
本土からさほど離れてないにしては離島感たっぷりでとても楽しめました



ところで手打地区に宿を決めたのにはある理由があるのですが・・・



ネットで色々情報を探ってたら、
なんでも手打海岸ではよく『UFO』が目撃されるらしいのです


ですが、夜は疲れてすぐに寝てしまい目撃できませんでした


それから、『竜宮』という地名があり
竜宮伝説が残っているとも書かれていましたがよくわかりませんでした。
宿の近くに浦島太郎の像はありましたが・・・




『甑󠄀大橋』も完成したのでまた行く予定ですが
仕事が忙しくて連休が取れず年内に行けるかどうか・・・

上甑島・中甑島(2015.8月)

今回は2015.8月に行った
鹿児島県薩摩川内市の『甑(こしき)島』です


AM6:30に自宅を出発し、3時間(約150km)で薩摩川内市に到着


フェリーの時間調整で川内川の河口で写真を・・・


AM10:30にフェリー乗り場へ


乗船手続きをしましたが、平日だと思って甘く見てました
バイクは2台だけでしたので大丈夫でしたが、
夏休みのせいか車はキャンセル待ちが出る状況で混雑してました


料金(当時)は¥4,240で甑列島の各港(里、鹿島、長浜)同一料金で、
串木野から最初の寄港地、上甑島の里港(1時間15分)で下船します


PM12:35 上甑島・里港に上陸、
里地区を北上して甑島最北端に位置するビーチ『市の浦キャンプ場』へ


シーカヤックをされてる方がいて楽しそうでした
ここでキャンプしたいな~と思うのですが、夏場だけの営業みたいです


次はK352~K348で『なまこ池』を目指します

途中狭い区間もありますが、概ね2車線の道路
さすがに離島だけあって海の透明度はかなり高いです


K348から里地区をみると『トンボロ地形』がわかります


途中にある甑四湖のひとつ『須口池』


『ふれあいパーク鍬崎』からの眺め


『長目の浜展望所』からの眺め
手前は鍬崎池



田之尻展望所から『なまこ池』の眺め


島の北西部の山裾が太古から風波に崩れ
潮風で造った幅50メートル、長さ約4キロにわたって続く砂州です


このあとはK348~K351を南下して中甑島へと向かいます



『甑大明神橋』


上甑島と中甑島の間のヘタノ串海峡に架かる全長420メートルの橋で、
鹿児島県初の本格的なPC斜張橋だそうです



そして橋の左手にあるのが『甑大明神』


この鳥居の後ろの大岩が御神体だそうですが、
この独特の地質も面白いですね


さらに南下すると『鹿の子大橋(全長240メートル)』展望所があります


11連アーチのなかなかキレイなアーチ橋です


さらに南下し平良地区からK351を右折して舗装林道へと進み、
しばらく上ると『帽子山展望所』に到着


さらに上ると『木の口山展望所』に到着


下甑島へとつながる『藺牟田瀬戸架橋(1,533m)』を建設中(当時)
 ※令和2(2020)年8月29日(土)に開通


下甑島へと渡るため里港ターミナルへと戻りました


古い民家には道路より一段低く家が建てられ、
石垣を高くして外からは屋根しか見えない家屋も見られました


台風対策なのかもしれません


PM18:05、里港を出港します。
港内の防波堤には地元の子供たちの壁画が・・・





甑島の夕景



PM19:05 下甑島の長浜港に到着しこの日の宿へ直行
翌日から下甑島を探検しました

上甑島・里港~下甑島・長浜港は
料金(当時)は¥3,270で所要時間は1時間でした