宮崎県・えびの高原へ・・・②(登山編)

今回はえびの高原一帯とその周辺を探索していきます


えびの高原は平地より5~10℃程低いので夏場は涼みに来るのですが
春・秋はトレッキングもします


えびのエコミュージアムセンターにバイクを停めてトレッキング開始


歩き始めて20分ぐらいで分岐があり、まずは直進して『白紫池』へ


『白紫池(びゃくしいけ)』
直径250 m・水深1Mぐらいなので昔は日本最南端の天然スケート場だったそうですが、
温暖化の影響か近年は氷が張っても薄いためスケート場として使用できないそうです


その代わりあというわけではありませんが
この白紫池でSUPが出来るようになったみたいです
常時出来るわけではなく、体験会に申し込む形でおそらく夏場だけ?


ただ国立公園の火山湖でSUPができるのは貴重で、
全国初の取り組みだそうです



来た道を少し戻り分岐を『二湖パノラマ展望台』へ


10分ほどで『二湖パノラマ展望台』到着


正面に『六観音御池』と背後には『甑岳』


左手に『白紫池』
どちらも火口湖です


これは雪が積もった日に上ってきました



20分程で『白鳥山』に到着


『白紫池』と背後には『韓国岳』


40分程歩くと『六観音御池展望台』があります


直径500 m、水深14 m


紅葉の時期は多くの人で賑わいます


さらに30分程で『不動池』到着 ※現在は立入禁止です
直径150 m、水深9 m


ここからエコミュジアムセンターに戻る1周約5km(2時間)のコースです
高低差はあまりないので楽なコースです


白紫池から少し戻ると『甑岳(標高1,301 m)』コースがあります


こちらは甑岳山頂(片道約2.5km・50分)


甑岳山頂から見る韓国岳


山頂奥の直径約500 mの火口には、南九州では珍しい低層湿原があります


珍しい植物も見られるそうですが見つけられませんでした


続いては『韓国岳』へ  ※現在は立入禁止でここから登山できません


韓国岳の登る前に硫黄山へ


『不動池』


『硫黄山』


現在は数か所で蒸気やガスが噴出し活動が活発化したとして立入禁止です


登り始めて約90分で『韓国岳標高(1,700 m)』山頂へ


左側奥に2011年に300年ぶりに大噴火した『新燃岳』
この時は日南市内にも大量の火山灰が降りました


火口にあった火口湖『新燃湖』は噴火により消滅


さらに奥には『高千穂峰』


こちらは『大浪池(火口湖)』


こちらは韓国岳火口


他にもまだありますが霧島山系は複数の火山と火口湖があります


続いてえびの高原から県道1号で鹿児島県牧園町方面へ下ると
登山口がある『大浪池』へ


標高1,239 mのに広がる周囲1.9 kmの標高日本一の火口湖


登山口から40分程で到着、池の周囲を90分で周れます
この時は駐車スぺースがすぐ埋まるので早朝に登山しました


大浪池と韓国岳


大浪池は鹿児島県に属します


現在、硫黄山の活動で韓国岳登山口が立入禁止なので
この大浪池を半周して韓国岳へ登るルートしかありません


紅葉の時期に合わせて大浪池に来ましたが少し早かったようです



次は県道1号から県道104号へと進み『高千穂峰』へ


天孫降臨神話の舞台と言われる高千穂峰を目指します
霧島神宮古宮址があり鳥居も建っています


坂本竜馬とおりょう夫妻の日本で初めてのハネムーンコース


『霧島神宮古宮址』


登り始めてしばらくは灌木の中を登りますが途中でなくなります


高千穂峰は距離の割に結構キツイです


ジグザグに登って標高を稼ぐのではなく直登なのと勾配もキツく、
加えて2011年新燃岳の噴火で大量の火山礫が積もっているからです


足首まで簡単に埋もれ、一歩進むと半歩ズルっと滑るので
思った以上にキツイです


ようやく御鉢(噴火口)に到着
御鉢までは鹿児島県に属します

「馬の背」と呼ばれる御鉢の火口縁を左周りで進みます


御鉢を過ぎてまた登ります
登ってきた道を振り返ります


ようやく到着(1574m)
登り始めて1時間45分でした


山頂にはニニギノミコトが降臨の際に突き立てたとされる
青銅製の「天の逆鉾」が建っています


宮崎県高原町にある霧島東神社の飛び地境内で社宝とされています


坂本龍馬とお龍さんが登った時に引き抜いたというエピソードが・・・


頑張って登ってきたのですが
眼下は雲が広がり視界不良に・・・



ところで高千穂峰は5月下旬頃から『ミヤマキリシマ』が咲きだします



自分が登った時は当たり年だったそうで例年より多く咲いてました


積雪時にも登ってみました


この時は20cm以上積もってましたが、
火山礫の上じゃない分いくらか登りやすかったです


ですが、この時はここで疲れてしまい
いつもの部活動をして下山しました・・・


さすがにカップラーメンもすぐにぬるくなってしまいましたが・・・



登山にバイクで行くのは帰りが少々キツイのですが、
駐車場の問題がほぼクリア出来るし、
登山口まで細い道を行く場合もバイクなら問題なしなので使います


ただ、いちいち着替えなくてはいけないのが面倒ですが・・・



以上で登山編終了です

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