宮崎県諸塚村『諸塚山スカイライン』
宮崎県内最後のご紹介です。
諸塚村も椎葉村同様に林道ばかり走ってました。
なので内容も林道ばかりなのですが・・・
諸塚村は単位面積当たりの林道の密度が日本一という村です。
なので一本道を間違えると全然違う場所に出たりということも・・・
もし諸塚村の林道をあちこち走りたい・・・という方は、
諸塚村役場に行くと諸塚村全域の道路が書かれた地図を売ってくれます。
それには林道も書かれているので参考にされるのもいいかもしれません。
諸塚村には『諸塚村スカイライン』と呼ばれるルートがあります。
東・西・中央の3ルートあるのですがほとんど林道を走ります。
(※一部、西は未開通区間あり)
東と中央は舗装されてますが、西はダート区間もあります。
上の写真は『中央スカイライン(1周約56km)』を走った時のものです。
林道とはいえ、広域基幹林道なのでそれなりに整備されてます。
一部は生活道として村民に利用されています。
高い所では標高約1000mを走るルートで眺めがいい所もあります。
『モザイク林相』
諸塚村では需要の高い杉ばかりを植えるだけではなく
針葉樹と広葉樹を7:3の割合で混植する施策によりこのようになります。
新国立競技場の建設で47都道府県の木材が使われましたが、
宮崎県からは諸塚村と都城市の杉が選ばれました。
時期によってミツバツツジやアケボノツツジも見られます。
標高が高いので冬には雪も積もります。
この時は3月後半でしたが、日陰では凍結してました。
ヒヤヒヤしながらもなんとか通過(苦笑)
九郎山林道はやがて『六峰街道』にぶつかります。
左は五ヶ瀬方面、中央スカイラインは右へ進みます。
『六峰街道』は、五ヶ瀬町~延岡市北方町の延長57kmの街道で、
1000m級の6つの山々の尾根筋を走ります。
殆どが広域基幹林道なので狭い山道でも平気!って方だけ走りましょう。
『中央スカイライン(大規模林道区間)』
六峰街道を道なりに進むと2車線の道路に突き当たります。
この2車線の道路が中央スカイラインになります。
左へ進むと日之影町へ、右へ進むと諸塚村役場近くへ出ます。
完全2車線の大規模林道で交通量も少ないです。
途中には『池ノ窪グリーンパーク』というキャンプ場もあります。
所々見晴らしのいいところに展望所があります。
トイレがあるところもありますが冬場は使用できません。
こちらは『東のスカイライン』
眺めはいいですが、スカイラインと聞いて安易に車で侵入すると
後悔する方もいるかもしれませんねぇ・・・
大規模林道から東のスカイラインを進むと『吉野宮神社』があります。
吉野宮神社手前から左へ下る『松ヶ下林道(通称:もみじ林道)』
短い距離ですが、林道開通記念にもみじが植樹された林道があります。
舗装されてますが道は狭いです・・・
一方、『西のスカイライン』はダート区間もあるので
車での侵入は4駆以外は避けたほうがいいかと・・・