鹿児島県桜島②
・・・①より続く。
鹿児島県の象徴『桜島』
桜島はakipyの住む日南市からは直線距離で約70kmほどあるのですが、
大きい噴火だと冬場は日南市にも少し灰が飛んできますし、
夜中だと爆発音も聞こえる時もあります。
それに噴火した時の空振で窓ガラスなどがガタガタ震えることもあります。
ところでakipyはどうも桜島に嫌われてるみたいで、
行こうとするとよく噴火します(苦笑)
この時は桜島を1周しようと思っていたのですが、
進行方向に火山灰が降っていたので諦めました。
出直した時もまた噴火・・・
この時は火山灰は南向きに流れたので、
1周して帰る頃には止んでるだろうと決行しました。
車の後ろを走ると灰が巻き上げられるので
車間距離を空けて走ります。
『黒神埋没鳥居』
1914 年の大規模な火山噴火により埋没した腹五社神社の鳥居。
元は高さ3mあったそうですが、噴火で1ヶ月にわたって計30億トン以上もの
溶岩が噴出し、神社のあった黒神村全687戸も同時に埋もれたそうです。
その噴火で桜島も陸続きになりました。
せっかくなので腹五社神社へ参拝。
黒神埋没鳥居から7km程離れたところに『牛根麓稲荷神社』があります。
場所が少々わかりにくいのですが・・・
黒神埋没鳥居は有名ですがこちらの鳥居はあまり知られていないようです。
こちらの鳥居は高さ3.7mあったそうですが、
完全に埋没したのを1.5m程掘り下げたそうです。
鳥居がズレているのは噴火の際の地震によるものだそうです。
こちらの神社に噴火当時の写真の看板があります。
凄まじい噴火です。
『黒神ビュースポット』
『藤野地区のアコウ群』
この日は霧島山系に雪が積もりました。
なかなか錦江湾越しに冠雪した霧島山系を見る機会がないので
ちょっと感動しました。
『月読神社』
桜島フェリーターミナルのすぐそばです。
何度も利用しているフェリーですが、車やバイクで乗船するときは
神社の前は通らないのでつい最近まで知りませんでした。
旧社格:県社
御祭神:月読命、邇邇芸命、彦火火出見命、 鵜草葺不合命
豊玉彦命、木花咲耶姫命
月読命はこの桜島でお生まれになったともいわれているそうです。
大正噴火で溶岩の下に埋没しましたが、昭和15年、現在の位置に移設されました
御朱印は手書きで頂けます。
『湯之平展望所』へ向かいます。
展望所からの桜島
展望所から見た鹿児島市街
帰る時間になってもまだ噴煙は続いていたので
諦めて火山灰の中を帰路に着きました。
ヘルメットはオフロード用でゴーグルを着けてますが、
顔が覆われていない部分に灰が当たるとチクチクして
地味に痛いんですよねぇ・・・
夏場とか白いTシャツとか着てたら悲惨です。
そうそう、車の方は灰が降ってもワイパー使っちゃだめですよ!
フロントガラスに傷が入りますから・・・