熊本県球磨地方② くま川鉄道&肥薩線『人吉~吉松』
今回はバイクではなく鉄旅です。
鹿児島県湧水町・JR吉松駅。
まずはここから人吉駅へ普通列車で向かいます。
(※現在、吉松~八代間は運休中)
吉松駅には蒸気機関車(C55)も展示されてます。
人吉駅に着くと九州横断特急が停車してました。
コレに乗って人吉~熊本~阿蘇~別府も体験してみたい・・・
これから乗るくま川鉄道です。
※運賃は2015年当時のものです。
往復(終点・湯前駅)で購入。
※行きは座席指定ですが、帰りは自由席の普通列車になります。
現在は全線運休中ですが、
令和3年11月28日より部分運行再開(肥後西村~湯前間)だそうです。
また、現在くま川鉄道は『鉄印帳』に参加されているので『鉄印』が貰えます。
駅弁を売ってたので買おうかと思ったのですが、
売っていたのが名物『栗めし』だったのでやめました。
実はakipy、栗が苦手で食べられません。
田園シンフォニーの車両は、
春(アイボリー)、夏(青)、秋(赤)、冬(茶)、白の5種類。
その他、KUMA1、2(濃緑)もあります。
この日は2両編成でした。
車内はこんな感じで、『ななつ星』でも有名な水戸岡氏のデザイン。
くま川鉄道で一番の見所だという景色。
球磨川(左)と川辺川(右)が合流する地点。
こういった場所では列車を停車させて説明等をしてくれます。
※残念ながらここの鉄橋は昨年の豪雨災害で流失しました。
途中には日本で唯一”幸福”と名の付く駅もあります。
こちらは『あさぎり駅』
この駅員さんが持っているのはスタフ閉塞式タブレット。
昔はよく見かけましたが、現在は九州ではくま鉄だけだそうです。
こちらは『たらぎ駅』
駅の向こうに『ブルートレインたらぎ(簡易宿泊施設)』が見えます。
田園シンフォニーは通常車両でも使われています。
終点・湯前駅。
ここでは引換券でお土産のお菓子を貰えます。
行きは所要時間67分でゆっくり走ってくれます。
帰りは普通列車になりますので44分で人吉まで戻ります。
名称どおり田園の中をのんびり走る列車でした。
現在くま川鉄道では『レールサイクル「くまチャリ」』という
レール上をマウンテンバイクで走る
全線復旧までの期間限定イベントがあるそうです。
くま鉄『田園シンフォニー』で人吉温泉駅へ到着すると、
乗り継ぎの時間が5分しかないので急いでJRへ。
次の乗るのが右の『いさぶろう』で吉松へ戻ります。
※人吉→吉松間:いさぶろう
吉松→人吉間:しんぺい
こちらも水戸岡氏のデザイン。
いさぶろうから見た球磨川。
最初の駅『大畑(おこば)駅』
大畑駅のスイッチバック。
写真右に見えるのは大畑駅。
ループ線を回って上って来ました。
続いて『矢岳(やたけ)駅』
駅の近くに蒸気機関車・D51が展示されています。
日本三大車窓のひとつと呼ばれる眺め。
向こうに見えるのは霧島連山。
ここでは説明と写真撮影のため列車を停車してくれます。
またまたスイッチバック。
『真幸(まさき)駅』
終点吉松駅。
特急『はやとの風』も到着 ※吉松~鹿児島中央
これも水戸岡氏のデザイン。
途中の3つの駅では9分程停車してくれますので、
ゆっくり駅舎なども見る事が出来ます。
くま川鉄道は資金面など大変だと思いますが、
以前のような賑わいが早く戻るといいなと思います。