熊本県球磨地方⑧ 五家荘『梅の木轟~栴檀轟』
⑦より続きます。
樅木の吊橋を出たあとR445へ合流し北上します。
続いて『梅の木轟(葉木地区)』へ。
駐車場が狭く満車でした。
こんな時でもバイクは停め易いのでラクですねぇ・・・
ここは何度か立ち寄っていますが休憩ばかりで吊橋を渡るのは初めて。
吊橋から眺めた紅葉。
吊橋を渡り、300m程歩くと『梅の木轟の滝』へ。
落差38mの滝です。
滝の周辺はあまり紅葉はありませんでした。
次はR445をさらに北上し、二本杉近くから左折します。
ここから折り返して仁田尾地区を経由し南へと下ります。
こんな感じの狭小路ですが、一方通行なので安心して走れます。
ただ車は20~30km/hでしか走れないのでちょっとツライ・・・
また途中でいい場所見つけても後続車がいて止まれなかったり、
通り過ぎても戻れなかったりと残念なことも・・・
続いて『栴檀轟の滝』へ。
広い駐車場がありますが車でいっぱいでした。
駐車場から歩いて10~15分で到着。
落差70mで日本の滝百選にも選ばれている迫力のある滝です。
こちらの紅葉はまだ少し早かったようです。
滝の反対側もなかなかイイ雰囲気です。
ここから県道52号を進みR445(椎原地区)へ合流。
ここまでが一方通行でした。
続いて五家荘最後の秘境『久連子』を目指し県道247へ。
他の4地区は以前も来たことがあったのですが、
『久連子』だけはまだ行ったことがありませんでした。
が、まさかの通行止め・・・
ググってみたところどうやら迂回路があるようなので、
また椎原地区まで戻り、舗装林道で『久連子』を目指します。
舗装林道をしばらく走ると景色が開けた場所がありました。
ヘリポートのようです。
九州山地の山間部ではこのように所々へリポートが作られています。
さすがにこの舗装林道には観光客はいなくてのんびり眺められます。
とはいえ、さすが舗装林道。
舗装がはがれたくさんの穴ポコ、浮き砂利、落石、苔のオンパレード。
酷道マイスター?としては想定内ですが、
まぁこんな落石もご愛嬌ということで(苦笑)
30分かかって県道247へ合流。
最後の秘境『久連子』を目指します。
しばらく走ると『古代の里』に到着。
・・・しましたが、建物に誰もいない???
売店や食堂は今はやってないようです。
なにやら鶏の鳴き声が聞こえていましたが、
見ることはできませんでした。
『久連子鶏』と呼ばれるここだけにしかいない貴重種なんだそうです。
※写真は熊本県のHPより拝借しました。
しばし休憩後、県道247を進みます。
古代の里の周辺に数軒の民家がありましたが、それ以外何にもありませんでした。
何でも今では10人前後の住人しかいないらしい限界集落のようです。
県道247から大規模林道へ進んでいくとまたもや通行止めの看板が・・・
『マジか?』と思いつつ看板をよくみると工事のためと書かれてる。
日曜日だし工事はしてないだろうから突破できるかも・・・と思いさらに進むと・・・
ここまで紅葉眺めながらノンビリとはいえ
1時間近くかけて迂回してきたのに・・・
なんとか突破できないかと思いましたがさすがにVストではムリ。
KLXで来てればなんとか突破できたかもと後悔しきり。
出発前念のため通行止めになってないか調べようと思いましたが、
まぁ大丈夫だろうと調べなかったのが甘かった。
通り抜け出来ないなら出来ないと書いといてくれないと(泣)
でも最後の秘境にはたどり着いたのでまぁいいか!
・・・と自分を慰めつつ帰路に着きました。